退職の引き留めに揺らぐときに考えるたった1つのこと

仕事の悩みのアドバイス

こんにちは、Tawaです。

  • 退職を会社に報告したら引き止められて気持ちが揺らいでしまった…
  • もしかしたらこのまま会社に残ったほうがいいんじゃないか?

いざ退職を上司に伝えたら、「ちょっと待ってくれ」と引き留めにあってしまった…。こんな状況に陥ってしまった人へ。

十分に考えた出した結論だったけど、いざ引き留めにあうとやっぱり心が揺らいでしまう、その気持ちはよくわかります。場合によっては待遇改善の提示をされることもあるかもしれません。

もしかしたら会社に残っていたほうが自分にとってメリットがあるんじゃないか…。そんな考えが頭の隅によぎってしまった時に、もう一度考えたいポイントをお伝えします。

ここに挙げるポイントをもう一度考えてみてください。

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そもそも論として

まず、そもそも論として引き止められた時にとどまるべきかやはり去るべきか、という2択に対しては、去るべきだよというのが個人的な意見です

会社を去るというのは中々に大きな決断。そんな大きな決断をするに至ったのは、それなりの理由があるはず。

そんな重大な理由に対してただ引き止められたから、というだけで留まることを考えるのはいかがなものでしょう?例え最終的にとどまったとしても、これからずっと心の中にモヤモヤを抱えながら仕事をしていくことになります。

そして1回とどまってしまうと、これから先さらに辞めることが難しくなってきます。そしてそのまま最後までズルズルと…という事になり、激しい後悔をすることになりかねません。

考えること:なぜ退職を決意しようと思ったのか?

そもそも論を踏まえたうえで、それでも心が揺らいでしまっているときには、なぜ退職を決意しようと思ったか。そのことを考えてみるようにしてください。

辞める理由は様々だと思いますが、ケース別に私の意見をご覧ください。

退職理由が人間関係だった場合

退職の理由が人間関係だった場合、これはもうどんなに引き止められようとも退職をするべきです。

個人的な経験ですが、人間関係というのはとにかく根が深い。私も前職では随分と人間関係に悩まされてきました。

そして今の会社でも、人間関係が理由で辞めていった人を数人見ています。

とりわけこういったネガティブな理由で退職するというのは「逃げ」ととらえられがちですが、別に逃げで辞めても全然問題ないですよ。

多分辞めるに至るほど人間関係について悩みを抱えているのなら、どんなに引き留めに合おうとも、あなたの決意を押し通すべきです。

転職で別の会社に移る場合、どうなるか分からないが…

ただ人間関係というものは、良くも悪くもどこに行ってもついて回ります。もしあなたが転職によって会社を辞めようとしている場合、転職先でもまた同じように人間関係で悩まされることがあるかもしれません。

こればかりは運によるところもあるのでしょうがないといえばしょうがないのですが…。

ただ、今の人間関係の問題は、辞めない限りは解消されることはありません。

それに、人間関係が今より良くなる可能性だって十分にあります。

とりあえず転職先の心配をしてもしょうがないです。今は目先の問題を解消することに集中するという事で、今の会社を離れることに集中しましょう。

私は転職で人間関係が大幅に改善されました。

転職で必ず人間関係が改善できる、と言い切るつもりは全くありませんが、私のようなケースも十分あります。ここはひとつ、次の職場に希望をもって、前に進んでみてください。

退職理由がキャリア的な問題であった場合

退職理由がキャリア的な問題(今の仕事を続けていても全くスキルが身につかない、もっと高いレベルのキャリアを身につけたいなど)出会った場合、これも退職して新しいステージに移るべきです。

どうせ今の会社にいたところで、キャリアアップできる機会がやってくることはまずありません。

そんなに簡単に会社の仕事内容や環境は変わるもんじゃありません。

今の会社にとどまってまた変化のない日常を過ごすことのないようにしましょう。

待遇改善を提示されたら…

もしかしたら、給料アップなどの待遇改善を提示される場合もあるかもしれません。

基本的に待遇改善の話は信じないようにしておきましょう。

というのも、待遇なんてそんなに軽々しく変えられるもんじゃありません。待遇を変えるには人事や上司の上司の承認、その他いろんな決め事をクリアしていかなきゃいけません。

それに待遇が改善されるという保証も全くありません。所詮口約束レベルの話で終わって、うやむやになって終わり、というのが関の山です。ある意味こんな話を出してくること自体たちが悪い。

待遇改善は、会社側にとってのその場しのぎ的な話でしかない事を頭に入れておく必要があります。

こんなことで退職の意思が揺らがないように気を付けておいてください。

まとめ

今までその会社で過ごしてきた時間を思い出しながら、もう一度ここに挙げたポイントを考えてみてください。考えた結果、今の会社に残ることにメリットを感じられるなら、それも1つの選択肢。

ただ、引き止められた時の一時的なの揺らぎに流されることなく、もっと大きな視点で物事を見て決断したほうが、あなたの今後にとってプラスになる事は間違いありません。

今の会社がどうなるか、とか周囲の人に申し訳ない、という気持ちは脇に置いておいて、自分自身にとって最良の選択ができるように考える。これが必要です。

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