こんにちは、Tawaです。
という悩みを持っている人へ。
仕事がつらいってのは程度の差はあれどメンタルをやられますよね。
しかも中々悩みってのは打ち明けづらいってのもあります。自分の弱みをさらけ出すことに他なりませんからね。
私は一時期仕事で発生しうるほぼ全ての悩みを同時進行で経験していました。
こんな状況が数か月続いたもんだから、やむなくつらいことを上司に打ち明けました。
その経験を踏まえて、相談することの意味についてお話ししようと思います。
同じような悩みを抱えている人に参考になると思います。
打ち明けてすっきりすることはできる
まず、打ち明けた結果心情的にはどうなるか。すっきりする事はできます。
よくどっかの誰かが軽い感じで
何かつらいことがあるんなら誰かに相談したほうがいいよ。
なんてことを言いますよね。
この言葉、聞き飽きた感満載で非常に軽い言葉のように聞こえてしまいます。でも馬鹿にはできません。
実際に相談した経験から、
自分がため込んでいることを吐き出す
たったこれだけのことでこんなに気分が晴れやかになるなんて思ってもなかったです。
なのであえて私からも言わせてもらいます。
何かつらいことがあるんなら、解決するしないは別としてとりあえず誰かに打ち明けた方がいいですよ。
誰かに自分の状況を知ってもらうという事自体、意味のあることですので。
どうかありきたりなアドバイスととらえずだまされたと思ってやってみてください。
でもここでの話はあくまで上司とそれなりに良好な関係を築けている場合の話です。上司との関係があまりうまくいってない、そもそも上司が信頼できない、そんな場合はまた話が違ってきます。
しかし根本的な解決にはならない
相談して気分はすっきりしました。
じゃあこれで全部解決・・・?!
いやいや、何の解決にもなってませんよ。
相談したから全部解決!なんてことにはなるはずもありません。
相談したところで自分を取り巻く悩みが煙のように消えていく、なんてことはないですからね。
対処しなきゃいけないという事実は変わりません。
相談した結果、上司が何かしら手を打ってくれる可能性もあると思いますがそれは期待半分ぐらいで留めておきましょう。
私の場合上司は何も動いてくれませんでした。ホントに話を聞いてもらった程度。
具体的な解決案を提示してくれたわけでもなし。何か手を打ってくれたわけでもなし。
まぁもともと期待はしてなかったですが・・・。
結局のところ、最後は自分で何とかする他ない。このことは頭に入れておいた方がいいです。
仕事のつらさを根本から解決するには
では仕事がつらいということに対して根本的に解決したい場合(ほとんどの場合そうでしょうが)、どういうアクションを起こす必要があるか。
基本的には自分の身を置く環境を変えるしかありません。
私はこの結論に至るまでに、おかれた環境で何とかできないか色々試行錯誤してきました。
- メンタルに好影響を与える本や人間関係のノウハウ本を読んで実践
- 筋トレしてメンタルの安定を図る
- 休日は意識的に外に出かけてリフレッシュをする
でも、ホントにつらい立場にさらされたらこういった小手先の方法って全く通用しないんですね。
私は何をやっても仕事のストレスから解放されず。休みの日でさえ頭が仕事のことでいっぱいでした。
私の息子達は当時大体4歳と3歳ぐらいだったかな?かわいい時期だったのですが・・・。仕事のせいであまり向き合うことができませんでした。
ホントにこの時の時間を無駄にしてしまいました。
こんな思いをしてまでやる仕事に価値はありません。心からそう思います。
悩みの元を根本から絶たないと完全解決は望めません。
では環境を変えるというのは具体的にどうすることを指すか。
解決方法その1:所属先を変える
まず1つ目は所属先を変えること。
所属先というのはチームだったり課だったり部だったり、ケースバイケースです。
あなたの悩みが解決できるような所属先へ異動できるよう、人事を担当してる人に打診してみる。
負け犬意識は持たないこと
ここで注意したいのが、負け犬意識を持たないということ。
なんだかめちゃくちゃ負けた気分になりそう・・。
ちゃんと「逃げる」という意思表示をして行動してるんだからむしろ勝ちだと思うよ。
異動を願い出るというのは逃げととらわれがちですが、逃げでいいんです。
逃げたからと言ってあなた自身の価値が下がるわけじゃありません。
あなたにももちろん原因があるかもしれないですけど、あなたにそんな環境を与えている会社側にも原因はあります。
気にしないように。
「逃げるは恥だが役に立つという」言葉、冗談抜きでそうだと思います(笑)
異動の申し出なんてベテランですらやってる
それに異動の申し出なんて何もあなただけの武器じゃありません。
私の前職では、
- めちゃくちゃ頭のいいベテランが自分には合わないっていう理由で課長を自分からやめ、
- リーダーシップ抜群のリーダーが役員に対する不信感で部署移動し、
- 営業に配属された新人がうつになりかけで社内IT部隊に移動し、
誰もかれもみんな異動しまくりだね(笑)
どんな人でも今のポジションが嫌だと感じることはありますよ。
もう若手ベテラン、仕事ができるできない関わらず、移りまくりでした。
だからあなただけが特別じゃありません。安心してください。
解決方法その2:会社を変える
2つ目の方法は会社を変える、すなわち転職をするということ。
もう部署異動をしたところで仕事の辛さから解放されそうにない。
こんなときは転職する他ありません。
私自身も転職するという方法を選びました。
というのも、私が抱えていた悩み。それは部署異動をしたぐらいで解決できるようなものではなかったからです。
もうあそこまで悩みを抱え続けるとその会社でそれ以上仕事を続けていくイメージが全くわきませんでした。
根本的な解決は転職以外になかったんです。
転職して2.5年たった今でもこの考えは変わりません。
転職することによって、私が当時抱えていたすべての悩みを解決することができたからです。
転職は根本から人生を変えるカンフル剤になりえるでしょう。
闇雲な転職はよりつらい状況に追い込まれます。
ただし、闇雲な転職は避けましょう。
なぜなら状況を悪化させる可能性が高いから。
前の会社では中途の人も何人かいました。私と同じように自分を取り巻く状況の改善を狙って入社したんだと思います。
でも話を聞いてみると、入ってよかったと感じてる人はほぼいないようでした。
メンタル病んで休職に入った人も数人いました。
これでは本末転倒です。
転職する場合は一人でやらない事
転職する場合は転職エージェントやハローワークの相談員など、誰かしら転職の方向性について相談できる相手を見つけることが必要です。
私の場合は転職エージェントを使っていました。
エージェントの意見を鵜呑みにするのも危険ですが、利用して損はありません。
インターネットには転職した体験談が沢山転がっていますが、転職した結果、余計に仕事がつらくなってしまったケースも多々見受けられます。
そういったミスマッチを防ぐために、相談相手には自分が何の目的をもって転職活動をするのか、明確に伝えるようにしましょう。
転職活動は一人でやらない事。
これが成功確率を少しでも上げる一つの方法です。
まとめ
仕事がつらい時に相談するという事は一番最初にやったほうがいいと思います。
上に書いた通り気分がとてもすっきりします。
ただし、仕事のつらさを根本的に解決するには環境を変えるぐらいしかない、という事が私が前の会社で8年間あがいて出した結論です。
所属を変えて解決できそうならそれでよし、それがだめなら会社を変える。
あなたがつらく感じていることは何か、一度整理して今後の行動に繋げてほしいです。
今の仕事がつらくてしょうがない。幸い上司は話を聞いてくれるタイプだから相談しようと思うけど、相談したところでこの悩みは解決するんだろうか・・・。