将来性がない会社に勤めていて不安にならない?逃げたほうが身のためかも…

転職活動のアドバイス

こんにちは、Tawaです。

一昔前までは、とりあえず会社に勤めていれば一生安泰、という時代もありました。ですが今はどうでしょう。日本の名だたる会社がどんどんと海外に押されてきています。

  • 三洋電機 事実上の解体
  • SHARP 鴻海精密工業の子会社化
  • コニカ(konica) ミノルタとの合併ののち、フィルム事業から撤退
  • etc

我々、特に30代以上の人たちなら誰しも聞いたことのあるこれらのメーカーが一体このような状況になるなんて誰が予想できたでしょうか。

こんな大企業でさえ、存続の危機に陥る事さえあります。さて、あなたの会社はいかがでしょう。将来性はあるでしょうか。

  • 会社の事業そのものに将来性がない
  • 会社は安定しているけど、勤めていても自分の将来性が見えない

このような会社に勤めていた私が思う所を書いてみようと思います。

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会社の経営危機、倒産による影響

あなたの会社の経営が傾けばその影響はあなた自身にも響いてきます。具体的には

  • 給料の減少
  • リストラ

といったところでしょうか。あなたの生活へ多大な悪影響を及ぼしますよね。

特に家や車のローンを組んでいる場合、最悪支払いが滞る事態にもなりかねません。

体験談:安定はしてたけど新製品開発力がなかった会社

私は前職はエンジニアとして某地方の機械メーカに勤めていました。

その会社、主力製品が市場で結構なシェアをもっていて安定性は抜群。私の第一印象はまぁこの会社に入っていれば安泰じゃない?という感じでした。

でも実際に働き始めて「あぁこの会社の将来大丈夫かな・・・」と思い始めるようになってきました。

というのも、一応新製品の開発部隊はいるといえばいるものの、主力製品に毛が生えたほどの開発しかできなかったからです。(そして私はその開発部隊に所属していました・・・)

業界の他の企業をみると、私から見て魅力的な製品をバンバン開発し、発表しているのに、私の会社だけそれがない。何とも劣等感を感じていたのを覚えています。

そうした状況から、この会社、しばらくは大丈夫だと思うけど、10年後、20年後どうなるかわかったもんじゃないなと思うようになってきました。

あなたの会社の将来性はどうでしょうか?世間一般の印象じゃなくてあなた自身がどう思うのか、そしてほんとに今の会社で働き続けて大丈夫なのか一度考えてみてほしいです。

「将来性」は会社だけでなく自分自身のことも

さらには私自身の将来性も全く見えてきませんでした。

新しい製品の開発力がないから、自分自身にも新しい知識や知見、技術力が身についてこない。習得できるのは社内の雑務を取りまわす仕事のみ。エンジニアとして不完全燃焼的な日々を送っていました。

「将来性」というと会社のことをイメージしがちですけど、あなた自身の将来性のこともあります。

もしあなたが今務めている会社がなくなってしまったとき、ほかの会社でもやっていけるような知識やスキルは身についているでしょうか。

私が感じていた前職の将来に対して危機感を覚えた3つのこと

私は大学を卒業してからおよそ8年間中堅の地方機械メーカーで働いてきました。

給料はそこまで高くないものの、安定しているからという理由でその会社に就職を決めましたが、いろいろなことが我慢できずに転職を決意しました。

ここでは、私が退職を決意した3つの理由をご紹介します。

私が危機感を覚えた3つのこと
  • 他部署との調整が苦痛
  • (無駄な)書類仕事が多すぎる
  • スキルが身につかない

他部署との調整が苦痛

私の部署の仕事は他部署との調整がメインでした。これが私にとっては苦痛で仕方ありませんでした。

基本的にこちらから何かを依頼するという形の調整でしたが、基本的に人間て何かを依頼されるのを嫌いますよね。

もちろん、快く引き受けてくれる人もいるのですが、私がかかわりの多かった部署は性格が悪い人が多く、嫌な顔をされることが多かったです。中にはチンピラみたいな人もいて、時々罵倒されることもありました(←今思えば完全にハラスメントですが)

この調整ごとがいつまでたっても慣れず、それが苦痛で仕方ありませんでした。

こんなことが後30年以上も続くのかと思うと、不安でたまらなかったのです。

(無駄な)書類仕事が多すぎる

(無駄な)書類仕事が多すぎるのも1つの要因でした。

確かに書類作成というのはある意味では重要です。すべての書類仕事が無駄とは言いません。ただ、そんなに書く必要ある?ってような書類まで書かされていたのはかなり苦痛でした。

スキルが身につかない

技術職ではありましたが、任される仕事は特に技術が必要とされるような仕事ではなく、正直理系じゃなくてもできるんじゃね?って感じのものばかりでした。

技術職というともっとモノづくりにかかわれると思っていましたが、まったく期待外れでしたね。

今の仕事を続けていても将来が見えないこと、今の会社でしが通用しない人間になってしまうことが怖かったことなどあり、転職を決意しました。

実際転職活動中も、年齢の割に経験がないと判断されて落とされることが多かったです。

会社の将来が不安なら早めの備えが必要

先に挙げた通り今はすごく早いスピードで世の中が変化しているのであなたの会社は数十年後、下手をしたら1年か2年後にはもう状況が悪い方向に一変しているかもしれません。

そうなったときでは手遅れになるケースというのも当然あります。それに備えるためには、

  • 会社に頼らない生き方を選択する
  • 別の会社で新たな人生を歩む

こういった別の道も考えておいたほうがいいのでは?そう思います。

私も将来が不安になったという事に対して転職という行動を起こしました。完全に将来に対する不安っていうのは払しょくすることはできませんが、それでも前の会社よりも将来は明るいです。

1つの会社に依存する生き方はもう危険なのかも

ちょっと前までは1つの会社に定年までいることが美徳とされ、収入の安定が保障されていたような一面有りました。

でもこれからの時代、あなたが自発的に考えて行動する必要が出てきます。自分のために今何をすべきか、一度よく考えてみるといいでしょう。

世間一般の考えに従うんじゃなく、あなた自身の頭で考えるべき

会社は安定している≠あなたの将来が保証されている ということを頭に入れておくべきです。

一昔前まではイコールだったんでしょうけど、令和はもうそんな時代じゃありません。

サラリーマンからビジネスマン、という手もあり?!

ネットを見ていると、会社員を辞めて自分でビジネスを始めて成功している人も本当にたくさんいるということが分かります。

今はネットという誰でも使える強力な媒体を使ってビジネスを展開していくことができます。

この最高の環境を利用しない手はないですよね。

実は私もビジネスの下準備中です。今の会社は安定していますが、将来はやっぱりどうなるかわかりません。会社員としての収入に頼らずに生きていける方法を構築しておかなければ、と危機感を抱いています。

この令和という新しい時代に一人の人間として生き残っていくためにあなた自身の頭で考えて身の振り方を一度考えてみてはいかがでしょうか。

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