こんにちは、Tawaです。
大企業で働く事否定派です。
大企業で8年間ぐらい働いてましたが多少いい条件を提示されたとしてももう大企業で働きたいとは思いません。
今は社員数20人の会社で気楽に働いています。
そんな私が思いつきで「もう大企業で働きたくない理由ランキング」なるものを作成しました。
大企業に勤めている人は共感できるんじゃないかと思います。
6位:社内の備品・システムが古臭い
ITシステム的なところで言うと、社内の在庫管理や勤怠管理・その他社内のインフラを支えるソフトが未だに10~20年前のものが現役。
最新版のOSに対応できていないようなものもあるからしょうがなく古いOSの入ったパソコンを使い続けてる。
じゃあそれを更新するかと言えばそのあたりのインフラを支えるソフトは社内に深く根付いているものもあり、IT部隊は中々重い腰をあげません。
備品の話で言うと社内の事務机が未だに学校の職員室にありそうなやつ。
今の世の中モダンなオフィスで優雅に仕事してる人たちもいる中、何だか時代から取り残されている様。
5位:社内の調整事
規模が大きい企業ともなると、部署の数もそれなりにあります。
私は開発部隊にいたのですが、製品開発をするにあたっては開発の各フェーズで他の部署を巻き込みながら進めていかないといけません。
この調整がとにかく大変でした。
他にもいろんな部署を巻き込んで開発進めなきゃいけません。他部署が協力的だったらいいんです。でもたいていどの部署も好き勝手言ってくるだけで、基本的に協力的な部署ってほとんどありません。
どの部署も自分のところが一番楽になるように好き勝手言って来るだけ。
しかも開発以外の部署同士で利害が絡むこともあるからそんな時は関連部署集めて意見のとりまとめとかもやらなければいけない。
何で自分がこんなことを…
やらなければいけない事なんでしょうが、何で自分がこんなことをやらなきゃいけないの?という疑問が常に頭から離れませんでした。
4位:管理職をそのうちやらされる
長く勤めていると、全く興味のないリーダーや課長といった管理職をやらされることになっていました。
役職のない一般社員でさえこれだけめんどくさい事盛りだくさんなのに、管理職になったらいったいどうなるんだろう、と不安でいっぱいでした。
実際その時の課長とか部長みてても、何が楽しくてやっているのか何一つわからなかったし、残業代ももらえないのに毎日夜9時とか10時とか残っていて、時間の無駄じゃない?としか思えませんでした。
あんな人生の無駄とも思えるようなこと、絶対にやりたくありません。
3位:スキルが身につかない
大企業はその業界や自社製品に対してノウハウを持ってる分、自身にもそれに応じた能力が身につくかと思いきや、かならずしもそんなことはありません。
今会社にいるほとんどの社員がやることはゼロベースで何か作り上げることではなく既存の事業をいかに存続させるかという事。
よく企業の募集サイトにありそうな文言の「チャレンジできる環境」なんてものは大企業にはありません。
何か新しいことにチャレンジしようとしても保守的な人たちが足を引っ張るでしょう。
何かチャレンジしたいことがあるなら大企業じゃなくて中小とかベンチャーとか規模の小さい会社に行ったほうがメリットはあると思います。
2位:忙しさの割りに給料はそこまで高くない
基本的に忙しかったです。
私は先ほど書いた通り開発部隊で働いていましたが、月の平均残業時間は大体40時間ぐらい。なので退社時間が夜9時とか10時とかが普通な感じでした。
そんな感じで人生は充実してた?
毎日何やってんだろ自分・・・。って思いしかなかったです(泣)
しかも業務の負荷量も1個1個が重く、それを4つも5つも掛け持ちでやらなきゃいけませんでした。そして、それに見合った給料が支払われていたか。答えはNoです。
もちろん残業代は支払われていました。でも業務の負荷量に対する報酬がとても納得いくものではありませんでした。
転職して残業時間は毎月ほぼゼロになりましたが、年収で考えると月40時間の残業があった前職と比べて殆ど変わってないか、むしろ少しアップしているぐらいです。
大手企業だからと言って給料が高い、決してそんなことはありません。
1位:書類仕事がとにかく面倒
何を決めるにもいちいち書類作って上司の承認が必要でした。
いちいち書類の作成をして、書類の不備なんかを指摘されて修正、そして上司に承認の印鑑をもらったと思ったらその上の上司にまた承認の印鑑もらいに・・・。
もう仕事のメインの一つは承認をもらう書類の作成と言っても過言じゃありません。
その承認のシステムがちゃんと機能していればまだいいです(めんどくさいことに変わりはないですが)けど、これが形だけになってるっていうのがさらに許せない。
承認をするっていう事は、その書類に対して責任を負うという事ですよね。何か問題が起こったら承認した人が責任を負うという。
でも実際に何か問題が起こった時に、承認した人が出張って何か対応するという事はほぼありません。結局は書類を作成した当の本人だけが火消し対応に追われるわけです。
そんな風なら、もう全部ひとりで責任かぶってやるから承認のシステムを廃止してくれよ・・・とさえも思いますね。
そしたらフットワークもだいぶ軽くなって多少仕事が楽になるのに・・・。
仕事の障害でしかないこの作業。なんとも苦痛でたまりません。もうこのくだらない承認文化終わりにしてくれませんか?
まとめ:大企業で働くことに固執しすぎない事
個人的には大企業から逃げることをおおすすめしています(笑)
正直な所、転職活動中は前職と同じぐらいの規模の会社から何社か内定をもらっていたんですが、全部断りました。そこに入ってたとしても自分が嫌だったことが解消されないな、と本能的に感じたからです。
大企業に勤めている人で私と同じような思いを持っている人は、もしかしたからその会社から逃げたほうがいいのかもしれません。
といってもみんながみんな大企業から逃げていったら日本の社会は崩壊するのですが。でも人間色々ですから、大企業が合わない人だって当然います。
私もその中の一人。
もう大企業=安定という式は崩れてきているし、Youtuberや個人ビジネスを立ち上げる人が増えてきている昨今、大企業で働くことでのブランド力もなくなってきています。
あんまり大企業に固執しすぎても今の時代、いいことないですよ。大企業で働くことに対して将来が全然見えていない人、別の道を考えてみるのもいいと思います。