大企業のエンジニアは使えない?!実例を1人紹介するよ。

日本の大企業から逃げる

こんにちは、Tawaです。

よく「大企業のエンジニアは使えない」という言葉をネットで目にします。

ホントかどうかはケースバイケースなんでしょうが、ここで実例を1つ紹介しようと思います。それは誰かというと、他でもない私。

私は以前社員数900人規模の大企業に分類される会社の開発部隊で8年間働いていました。いわゆるメーカーエンジニアというやつです。

そんな私の経験から、「大企業のエンジニアは使えない」という噂に対する生の声をお伝えします。

1つの事例として参考にしてください。

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実例:他の会社で通用するようなスキルは身につかなかった

結論から言いますと私の場合は8年間働いていましたが他の会社で通用するようなスキルは身につきませんでした。

つまり、使えない人材、ということになります(泣)

開発部隊にはいたものの、やってることは既存製品をちょっと変更したような新規品の仕様出しをして外注に開発依頼したり、社内の手続き上必要な書類を作成して承認の印鑑をもらいに社内を駆け回ったり…。

およそ世間一般の人が抱いている開発のイメージとはほど遠い仕事ばかりしていました。

ものづくりをしていた実感は一度たりともありません。

確かに社内の仕事を回したり他部署との調整をやったりという面では成長はありました。

ですがそうした能力はあくまで社会人として必要な能力というだけの話であり、エンジニアとしてのスキルアップとは異なる能力です。

こんなことを8年間もやっていたものだから、一体自分はこれから何ができるんだろうか?と、将来に対する不安が消えませんでした。

結局この不安は最後まで消えることはなく、転職という結論に至るわけですが。8年間もどっちつかずでふらふらしてたもんだから転職活動中は34歳。

転職するには少し遅すぎました。実際転職活動中はこのスキルのなさに随分と苦しめられてきました。もう少し早く行動できていれば・・・。

大企業で会社の歯車感を感じている人は結構多いかも

と、私はこんな実情でした。

でも私と似通った状況にいる人って結構多い気がします。そこに個人の成長はなく会社を存続させるためにいるような存在。いわゆる会社の歯車のような位置づけでしょうか。

確かに安定さは大企業のメリットの1つ。(といっても今はそんなことも なくなってきていますけど)

ですがその安定さにかまけている人はその会社でしか通用することのない「使えない人間」になってしまうのでしょう。

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