怖い職場の上司・先輩と話せない・報告できない…。ストレスを感じた時の5つの対処法

仕事の悩みのアドバイス

怖い上司とはなるべく関わりたくない。社会人なら誰もがそう思います。

怖い人が上司だと、仕事に行くことすら苦痛になりますよね。職場での人間関係の良し悪しはほぼ運次第だからしょうがないとはいえ、避けれるものなら避けたいものです。

そこでこの記事ではそうした上司に対して使えそうな対処法を何個か紹介させてもらおうと思います。

根本的な解決は上司のいない環境へ身を移すことなのですが、それがすぐにできない方が殆どだと思います。なのでどうしてもその場しのぎ的な方法にはなりますが、活用してもらえればと思います。

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その1.上司・先輩に関する「怖い」という思いを同僚と共有する

まずそういう上司や先輩に対しては、苦手と感じている人はあなただけではありません。周囲からの評判は総じてよろしくない傾向にあります。

もしそうした声を聞いたことがないのなら、近くの席の同僚を捕まえて「〇〇さんって怖くない?」と話を振ってみてください。

多分高確率でその同僚から共感を得ることができますので。この共感、つまりその上司に対しての思いを共有するという事が大切になります

この共感があるのとのないのとでは、心の持ちようが大きく変わってきます。

というのも、その怖い、という気持ちを自分一人だけで持っていたら「自分に何か原因があるんじゃないか?」という、ある種自己嫌悪的なものに陥りやすいからです。

あなたにも何らかの原因があるのかもしれませんが、それ以上に相手の性格に難があるのは事実。

「苦手意識を持っているのは自分だけじゃないんだ」と認識できれば、気が少しは楽になってきますよ。

私が新人の頃、厄介な先輩の元につきまして。配属されたばっかりで右も左もわからない状態。そんな状態のとき、同じ部署にいるわけですから必然的に報連相の必要が出てきます。

その時に、自分が何を言っても「そうじゃないだろ?」「えぇ~・・・」「今のこと全然理解してないよね?」みたいなことを言われ続けてきました。

私はそんな口が達者なわけでもないですから、そういわれたら「はぁ…」「そうですね…」「えー…」みたいな感じで、言葉に詰まることが多々ありました。

こうやって色々言われるのは自分の仕事の仕方が悪いからだ、自分に知識・経験がないからだ、と自分を責めたりした頃も。それなりのストレスになっていました。

でも会社の人と色々話してるうち、周囲のその人に対する印象がどうやら私と同じだぞ、という事に気が付きました。

それに気づいて以降「この人はそんな人なんだな」という認識で接することができ、ある程度は気が楽になりました。

「苦手意識を持っているのは自分だけじゃない」という認識が大切

その2.うかつに言い訳や反論をせず、同意に徹する

色々言われてしまった時にはついつい言い訳とか反論を言いたくもなるのですが、ここは少し抑えるようにしてみましょう。

基本的に火に油を注ぐことになりますので、余計に話が長くなったり、説教が始まったりする可能性があります。

ここは1つ次のような同意の言葉を使って少しでも早く話を終わらせられるようにしましょう。

  • わかりました!
  • そうですね!
  • あーなるほどね!

人間誰しも、自分の考えを受け入れられることは悪い気分ではありません。あなたが意見を聞き入れていることを理解すれば、自然と口調も穏やかになってくるかもしれません。

その3.別の上司に相談する

別の頼れる上司がいるのなら、その人に相談してみるのもありかもしれません。

その頼れる上司はあなたよりも彼らと付き合いが長いはずですので、もしかしたらうまい扱い方を心得ているかもしれません。

もしくは相当深刻な感じで相談すれば、報連相する際のクッションになってくれることも場合によってはありそうです。

他部署にとてつもなく怖い先輩がいました。元ヤン上がりのイケイケな人です。

嫌々ながらも関わってきたけど、仕事の他のストレスもあって、我慢の限界に来ていました。泣く泣く、チームのリーダーに弱音を吐く形で相談することにしたのです。

弱音を吐くのはあんまりやりたくなかったですがそうもいっていられない状況でした。

幸いリーダーは話を聞き入れてくれて、最終的にリーダーがその先輩とのやり取りのクッション役になってくれるという事になりました(そのリーダーと怖い先輩が同期だったという事もあいまって)

救われたような気分でした。

よく世間一般では悩みごとがあったら「一人で抱え込まずに誰かに相談した方がいい」なんて言われてますけど、これは本当にやった方がいいです。

ある程度のところまでは自分の力で対応しなきゃいけないっていうのも確かにあります。でも最後まで一人でやり続けた結果としてメンタル病んだりしてしまうってのは避けたい。

気負いすぎるのは止めておきましょう。

その4.出張のスキを突く

どうしても彼らと会議をしなければいけない、彼らに書類の承認をもらわなければいけない、という状況になったら、出張のスキをつくこともいいかもしれません。

会議に関しては、誰かが代理出席でOKな場合もありますし、書類の承認はその人がいない場合にはさらに上の人の代理の承認でOKの可能性もあります。

私の前の会社ではみんなこの方法を使っていました(笑)

怖くて口うるさい上司がいたのですが、その人が会社にいない時を狙って会議や書類の承認を進めていく、というのが仕事のテクニックの1つになっていました。

「今のうちに済ませれることはすませておけ!」

こんな指示が飛んでいたことを思い出されます(笑)

その5.人格否定や暴力まできたら、パワハラを疑う

度を越した叱責がある場合、パワハラを疑ってみてください。ただ、真面目な人ほどついつい次のように考えがちです。

  • 今怒られているのは自分が悪いせいなんだ
  • これも仕事を進めていくうえではしょうがない

残念な事に会社という閉じられた世界で働いている以上、それが客観的にみてパワハラなのか通常の指導の範囲なのか中々気づきにくいという事もあります。

職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、
①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。 なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。

ハラスメントの定義 あかるい職場応援団 -職場のハラスメント予防・解決に向けたポータルサイト-より引用

一度パワハラについてネットなどを駆使して調べてみてください。客観的にそれがパワハラなのかそうじゃないのか判断できるようになるかもしれません。

もしそれでパワハラと判断できるなら、まともな会社なら会社の相談窓口があるはずですし、ない場合は以下のような外部の機関に相談してみるのも手です。

ちなみに上のリンクを見てみたところ、次のようなパワハラの事例がありました。

「一人でこなせる量ではない業務を押し付けられた」

今回の怖い上司や先輩に関わる事ではありませんが、私は前職これに当たることをやらされており、それがパワハラであると全く気付いていませんでした。

精神的にやられていたせいもあってまともな判断ができていなかったのかもしれませんが、本当に追いつめられると目が曇ってきてしまいます。改めて自分の置かれている状況が健全なのかそうでないのか、振り返ってみてください。

まとめ

仕事で関わる以上どうしても根本的な解決は難しいのですが、対処することによっていくらかは改善できるかもしれません。

どうしても無理なようなら、最終的に職を変えるという選択もありだと思います。「そんな些細なことで…」と思ってはいけません。メンタルやられてあなたの今後に深刻な影響を及ぼす可能性もありますので。

まずは会社内の立ち振る舞いで何とかできないか、検討してみてください。

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