職場に必ず一人以上はいるであろう怖い上司、先輩と関わりたくないと思ってる人へ。
できることなら避けて仕事したいですよね。その人のせいで会社にくことが苦痛になってるんじゃないですか?
その気持ちが痛いほどによくわかる・・・。
「男なのに・・・」とか「いい年して情けない!」とか自分を責めないでくださいね。
だって怖いもんは怖いんだからねぇ。
私の前の職場にもそんな怖い人が2人いましてね。
2人とも私とは別の部署だったのが不幸中の幸いでしたが。
1人は調達を担当してた3つ上ぐらいの先輩。もう一人は品質保証を担当してた課長。
二人とも多分ヤンキー経験ありの人たち。
なのでこの人たちを仮に調達ヤンキー、品証ヤンキーとでも言いましょうか。
一個前に高圧的な人に関して記事書いたけど、ただ高圧的ってだけだったらまだ流せるぐらいの余裕は持てる。
でもこの人達は単純に怖い!流せる流せないって問題じゃなかったんですよ。
迂闊に反抗しようもんなら下手すりゃ鉄拳制裁が飛んでくる勢い(泣)殴られることはありませんでしたが、それでもやっぱり怖い!

この人たちと関わりがなきゃ対岸の火事ですませられるんですけど、仕事の内容的にどうしても関わらなきゃいけなかった。
どうやって私がそんな人たちと付き合ってきたのか。
ここにまとめてみたいと思います。
機嫌のいい時はいいんだけど悪いときは最悪
こういう人たちって大体気分の浮き沈みが激しい。
期限のいいときは話すのも楽。こっちのお願い事や質問に対して非常に協力的になってくれます。
でも問題なのは機嫌の悪いとき!
調達ヤンキーに迂闊に電話しようもんなら「後!」とか一言言われてガチャ切りされたり、何か聞いただけで怒鳴られたり、品証ヤンキーに関しては書類の印鑑もらいに行ったときとかににらまれた後「忙しい!」とか言われて突っぱねられたり。

人間誰しも気分の浮き沈みってのはありますからね、良いときもあれば悪いときもある。
でもそれはないでしょって感じですよね?
ホンっとこの人たちと関わらなきゃいけないときはメンタル削られました。
冷や汗書いたり心臓の鼓動が早くなったり・・・。
もう関わりたくなくてしょうがなかったから我慢できずリーダーに相談
それまで嫌々ながらも関わってきたけど、仕事の他のストレスもあって、我慢の限界に来ていたんですね。特に調達ヤンキーの方とはこれ以上一切かかわりたくなかった。なので気が進みませんでしたけど、チームのリーダーに相談することにしました。

なんで気が進まなかったかっていうと、私はそもそもそういう弱音を吐く的な行為があんまり好きじゃなかったから。
弱音を吐くってのは成熟してない人間がやることだっていう感覚がどこかにあったんだと思います。
ただ、その時はもうそんなことも言ってられなかった。
そこまで追い詰められてたんですね。

すみませんもうムリ
半泣きになりながら打ち明けたわけですけど、そりゃーもーみじめで仕方なかったし、こんな情けないこと相談してひかれないかって思いもあったし。
リーダーもリーダーで忙しかったからこんなことで時間とらせるっていうのも申し訳なかったし。
でも幸いなことにリーダーは話を聞き入れてくれたんです。
よし分かったと。
そして部担当の執行役員まで話を持っていってくれたんです。
そしてリーダー、自分、執行役員の3人でのミーティングの場をもうけてくれました。
その執行役員も調達ヤンキーを厄介者と認識してて、親身になって話を聞いてくれたんですよね。

その場で調達ヤンキーと話するときは直接じゃなくていいからリーダー通して間接的に話すりゃいいよって言ってもらえました。
もうすごく気が楽になりましたよね。
あぁ相談してよかったと。
これであのヤンキーから解放されると。
それでも時々直で話をしなきゃいけないって時があったから完全解決っていうわけには行きませんでしたが。
人に相談することで少し楽になった
よく世間一般では悩みごとがあったら「一人で抱え込まずに誰かに相談した方がいい」なんて言われてますけど、これホントにやった方がいいです。
ある程度のところまでは自分の力で対応しなきゃいけないっていうのも確かにあります。
でも最後まで一人でやり続けた結果としてメンタル病んだりしてしまうってのは避けたい。

なんでもかんでも人に頼りっぱなし。それは男としてちょっと情けない、ってのもわかるんですよ。わかるんですけど、メンタル壊れそうになるってことはそこまで頑張ったって事です。
具合が難しいんですけどね。
人に打ち明ければ解決しようがしまいが楽にはなりますから、ホントにあんまり気負わないで。
もう一人は出張が多かったからそのスキを突くようにした。
調達ヤンキーは一応片が付いた。
後残りの問題は品証ヤンキーの方。
こっちは調達のそれよりもまだましだったけど、それでも厄介であることに変わりなし。
こっちの方もリーダーに相談すりゃよかったけど、当時は何でやんなかったのかな?
まぁそれはいいとして、品証ヤンキーはどうやって対処したか。
こいつは結構出張が多かったんですね。しかも中国の方に。ホントに用事がある出張だったのかは怪しいとこだけども(笑)
かかわるのが印鑑もらうことぐらいだったんですけど、印鑑もらいに行くときに嫌な思いをするのを避けたかった。
なのでそいつのいないスキをねらう方法をとってました。
品証ヤンキーの役職は課長だったからその上の部長に印鑑もらいに行けばOKだったんですね。
幸いなことに品証の部長は普通の人。
奴が中国に行ってるスキを狙って部長に「印鑑くださーい」と駆け込んでいく。

っていう方法をとって事なきを得るって事で回避してました。
今思えば明らかなパワハラだったけど、当時はそんな認識すら持てなかった
よくよく考えてみると、奴らの行為って明らかにパワハラ(笑)
印鑑押さないとか怒鳴ってきたりとか明らかに度を越してますよね?
今だから言える。それはパワハラですよって。
でもその会社にいた当時はパワハラなんて認識もできなかった。

とにかく仕事を進めなきゃ。ここで自分が倒れたら会社全体に迷惑がかかる。
こんな考えしか頭にありませんでした。(今思うとそんなことはないんですが)
ただこの「認識できなかった」状態ってのが危険なんですよねー・・・。
自分の仕事の進め方が悪いと思い込んで、何とか一人で解決しようとする。
結果どうにもできなくてメンタルをやられてしまう。
こんな状況って往々にしてあると思うんですよね。
当事者になるとなかなか自分の置かれた状況って見えづらいもんです。
さて、あなたは大丈夫でしょうか?
あなたの状況って自分自身でちゃんと見えてますか?
結論:なるべくかかわらないように立ち振る舞う
こんな風にしてやつらと関わってきましたが、ここで結論。
自分が思う怖いやつらとの付き合い方、それはとにもかくにも関わらないようにあらゆる手を尽くすってこと。
これをあなたにおすすめします。

人付き合いのテクニックを使って何とかいい関係を築くって方法もありますけど、人間そんな一朝一夕で変われるわけじゃないし、そこまでして付き合いたいってわけでもないでしょ?
とにかく避ける!
そのためにいろんな人を巻き込んでどうにかしていくってのがベストなのかなぁってのが私なりに出した答えでした。
直属のリーダーとか上司とかってケースの場合
ただ、私の場合は関わりたくない人が他部署の人間だったからまだよかった。
でもこれが直属の上司とか日常的にかかわりのある人だったらどうするか。
例えばさらに上の人の助けを借りるってのもあるにはある。
それでも直属ってなると直接のかかわりは避けられないですよね。
こんなケースでメンタルやられそうになってたら、こりゃもう部署移動とか申請した方がいいですよ。
その場所で頑張り続けてもあなたにとっていいことなんてないですから。
心に深い傷を負う前に、さっさと離れるってことをほんとにやってほしい。
大丈夫です。誰かに避難されようとも、私はあなたのした行動は正しいと自信をもって言えますので。
私は会社自体から逃げた
それでもこれから先、避け続けて仕事をするにも限界があります。
いずれは矢面に立ってやつらと戦っていかなきゃいけない。
でも私にはそれがどうしてもできるとは思えなかった。
なのでどういう方法をとったか。
それは転職という方法。その会社自体から逃げたわけです(笑)

これが最強にして最高の逃げ方だと思います。
転職した理由はこれだけじゃないんですけど、こいつらヤンキーとこれ以上関わりたくないからってのが十分にあった。
なのでもう奴らとかかわることは一切合切ありません(笑)
「ホントに逃げてよかった・・・」これは転職して3年たった今でも思います。
逃げの転職ってどうなん?って意見もあるかもしれませんけど、そんなの知ったこっちゃないって感じ。
会社に勤める一番の目的はお金を稼ぐこと。精神鍛練でも自己実現でもありません。
あなたの現状はどうでしょうか?
あなたも余計な人目とか意地とかに引っ張られることのないよう、自分自身を大切にできる方法を選んでいけることを望みます。