こんにちは、Tawaです。
2018年1月から外資系メーカで働き始めました。
日系メーカからの転職だったので、働き始めるまでは社風やそのほかの文化的な面でどれぐらい違うのか不安でした。
そんな私が現在までに感じた、外資と日系の違いをお伝えしようと思います。
ただ外資系も日系も雰囲気なんてものは十人十色。この記事に書いたことが世の中の会社すべてに当てはまるなんてことは言うつもりはありません。
あくまで一例として参考にしてもらえると良いかなと思います。
その1.フットワークの軽さ

まず1つ目はフットワークの軽さ。もう外資の方が圧倒的に軽いです。
なんでこんなにフットワークの軽さに違いが出るのか?
色々理由はあるでしょうが、大きな理由の1つには書類仕事の量の違いが挙げられるでしょう。
とにかく日本企業は書類が大好きですよね(笑)
なんでもかんでも書類書類・・・。ある意味書類を作成することが仕事の目的と言っても過言じゃないかもしれません。
もう二度と見ないであろう書類を作ることも多々あります。この辺りは日系企業にお勤めのあなたであればピンと来るんじゃないでしょうか?
そして書類を作成した後は印鑑をもらいます。この印鑑をもらう作業もまた厄介で・・・。
- 作成した書類に自分で印鑑をつき
- リーダーの印鑑をもらうために内容チェック受けてダメ出しがあったら修正して
- 修正後リーダーの印鑑を持った後は課長
- 課長からもしダメ出しあったらまた最初からやり直し
- ・・・
今思うとホントにやっかいで、無駄な仕事だったなと思います。

書類仕事だって全く意味のない仕事じゃないよ!

そんなことはわかっておりますよ(笑)
書類を残すことに対して全く意味がないわけじゃありません。それは私だってわかってます。
でも書類ばっかりに目を向けて本当にやらなきゃいけない仕事って他にあるんじゃないですか?と言いたいわけです。
それに比べて外資系、少なくとも私の勤めている所はもちろんルールや業務フローというものは存在するんですけど、必要最小限にとどめられていて、それらを守ることに苦痛を感じません。
おかげでフットワーク軽く、本当に必要な仕事に取り組めているような気がします。
もうくだらない書類仕事は二度とやりたくありませんね。
その2.残業に対する考え方

正直なところ、日本ではまだまだ次のような考え方が根付いています。
- 残業する人=仕事に真面目に取り組んでいる人
- お金は残業代で稼ぐ
これは昭和~平成時代から続く日本の悪しき文化ですよね。

なんで定時内にちゃんと仕事を終わらせた人=さぼっている、となるのか・・・
私の前職では夜9~10時まで残る日はザラにありました。
とりあえずそうしてないと仕事サボってると思われるし、何よりお金も稼げないからです。
一方で外資系、少なくとも私の勤めている会社はこのような考えはありません。
残業は本当にやらなきゃいけない時だけやる。それ以外は定時になったらさっさと帰る。
こんな考えです。
私の会社は17:30が定時なのですが、ほとんどの人は18:00までには退勤します。残業やったとしても19:00ぐらいまでです。
まぁ残業代は出ないですが、やらなくても十分な給料は得られてます。
前の会社では夜9~10時まで働いてやっと今の会社の収入と同じかそれ以下でしたから。残業するのがバカバカしくなりますね。
残業至上主義の日系企業から抜け出して本当に良かったと思います。
その3.製品開発のスピード

製品開発のスピードも違います。
私は前職は製品の開発部隊にいました。なので製品開発の大変さや時間のかかりようは痛いほどに理解しています。
そんな私が現職の外資に対して思うのは、

製品の開発スピード早っ!
って事。
どうやってこんな短期間で製品開発やってんだってほとほと驚かされます。
おそらく日本みたいに書類作成に無駄な時間をかけたり、残業代で稼ぐためにダラダラ仕事をしたり、そういった文化がないことが原因の1つとしてあるんでしょう。
・・・まぁ新発売した製品が売れるかどうかというのは別問題ですが(笑)それでも失敗を恐れずに新しい製品をガンガン出してくスタイルっていうのは嫌いじゃありません。
まとめ
日系と外資系両方勤めてみて感じた違いは次の通り
- フットワークの軽さ ⇒ 外資の方が軽い
- 残業に対する考え方 ⇒ 外資は残業=仕事しているととらえられない
- 製品開発のスピード ⇒ 外資の方が早い
なんか外資アゲの日系サゲみたいな感じになってしまいましたが(笑)
とりあえず外資の方のスタイルが個人的にはあっている気がします。もう二度と日系企業には戻りたくないぐらいですね。
日系企業で将来どうなるんだろうといった不安や、出世して日系の管理職になりたくないような人は、ぜひ外資系というのもあなたのキャリアの1つとして候補に挙げてみてはいかがでしょう。