こんにちは、Tawaです。
メーカー技術職って単に設計とかモノ作りとかだけやってればいいというわけじゃなくて、他部署との折衝とか、しょうもない書類仕事とか、正直やりたくない仕事もたくさん。
仕事を始めてから数年たって、そろそろ「こんなはずじゃなかった・・・」と思い始めている頃でしょうか。
- 技術職であることに疲れた
- 技術職をもう辞めたい
と考えているあなたに私からのアドバイス。
キャリアチェンジの決断はなるべく早めの方がいい
一番頭に置いておいてほしいことは、「社会人になるとあっという間に時が過ぎる」ということです。
何か行動を起こさなければあっという間に2年、3年と時は過ぎ去ってしまいます。気づいたら30を超えて、また気づいたら40近くになって・・・。ということにもなりかねません。
あなたもすでにこのことは気づいているんじゃないでしょうか。
将来どういう方向に進むのかを決めて、行動するなら早くしないと取り返しのつかないことになります。
今後について考えたい2つの道
技術職に疲れた、辞めたいとか思っているならば、とるべき方法は主に次の2つです。
その1.社内での部署移動
1つ目は社内での部署移動を考えてみるってことですね。技術職とは関係ない部署へ。
これを検討するとなったらたぶんあなたはこういった不安がよぎることでしょう
- 周りの人間に「逃げた」と思われないか
- 今までのキャリアが無駄になってしまわないか
- 周りに迷惑をかけないか
これらの不安に対する考え方に対して、1つずつ見ていきましょう。
周りの人間に「逃げた」と思われないか
これが気になるのは仕方がないことですね。人間ですし。あなたの周りにすでに部署移動をした人はいるでしょうか。そしてあなたはその人に対してどんな印象を持っているでしょうか。
おそらく
あーあの人部署異動したんだなー
ぐらいにしか思っていないんじゃないでしょうか。そこに「呆れる」「見損なう」という感情はほとんどないはず。
それと同じで、たとえあなたが部署異動したとして、周囲はあなたが思うほどあなたのことに関心を寄せてはいないでしょう。
というわけで、周りの人間がどう思うかってのはあまり気にしなくてもいいと思いますよ。
それに私の前いた会社でも、仕事のできる人がどんどん部署移動していったという経緯を目の当たりにしていますが、その人たちに対してネガティブな感情を抱いたことはありません。
今までのキャリアが無駄になってしまわないか
これはある程度仕方のないことだと思います。ただ、あなたは技術職に対してある程度愛想が尽きている状況でしょう。「やめたい」とか「疲れた」とか思っているわけですし。
とはいえ、技術以外の面であなたが培ってきたあなたなりのノウハウってのもありますよね。
- どういうタイミングで人に物事を頼めばよいか
- 書類の文章の作り方
- 基本的なビジネスマナー
- 社内での人脈
このあたりの社会人として基本的なスキルっていうのも今までの仕事を通して身についています。これらのスキルはどこの部署でも生かすことができると思いますので、全くのゼロからのスタートにはならないでしょう。
周りに迷惑をかけないか
周りにはある程度迷惑がかかるんでしょうけど、正直こんなこと、気にする必要はありません。あなたが抜けた穴は管理職の人がどうにかしますので。
抜けた穴を何とかするのは管理職の仕事!
会社のことなんか正直二の次でいいと思いますよ。会社で働く一番の目的はあなたがお金を稼ぐことであり、それがあっての会社への貢献、社会への貢献です。
そこでいやいや技術職を続けて体に不調をきたしてしまうと、その一番の目的である「収入を得る」ことができなくなります。これでは元も子もありません。
一番大事なのはあなたがどうしたいかという事。
その2.転職を試みる
技術職に疲れたとか、もう辞めたいと思っているのは今の会社にいるからということが大きな原因の場合もあります。
こんな時は、思い切って別の会社に移ってみることでそんな不安はなくなります。
メーカー勤めは確かに安定してますよね。よっぽどへまをしなければ首になることなんてよっぽどないし、長く勤めていればとりあえずある程度の給料アップは望めるし。
ただし、もしあなたが今の会社の仕事内容とか待遇に対して不満を持っているんなら、転職っていうのも手の1つとして考えてみてもいいと思いますよ。
実際私も転職という方法を選んで、充実した人生を送れるようになりました。
せっかく今まで培ってきた技術者としてのスキルを何とか別の形で活かしたい、と考えているんなら、この方法でも全然アリだと思います。
この方法を選んでも、周囲に迷惑をかけないか、とか周りの人間がどう思うかっていう心配事も出てきますよね。そこは先ほどの部署異動による「周囲に迷惑をかけないか」で書いた考え方と同じで、あなたがどうしたいかを最優先で考えるようにしましょう。
まとめ
こういったことを考える時についつい考えてしまうのが周囲の事。周囲というのは会社の人だけじゃなくて家族の事もありますから、まったく気にするなとは言いません。
ですが自己犠牲の精神にとらわれすぎると自分の人生ではなく、他人の人生を歩むことになってしまいます。
そんなことにならないよう、ある程度あなたの道を歩めるような意識へもっていくことも必要なのではないでしょうか。