こんにちは、Tawaです。
当方工場勤務を約8年間経験済み。
楽しくもあり辛くもあり辛くもあり、辛くもありと色々経験したわけです。
そんな経験を通して、前の会社の工場だけじゃない、ほかの工場にもありがちないわゆる「あるある」っていうのが存在するんじゃないかとひそかに気づき始めていました。
そこで私が思うあるあるを何個か上げてみました。きっとあなたの工場にもてはまるかも?!
その1:工場のキーマンは現場のおばちゃん
まず1つめ、現場のキーマンは誰?ってところ。
工場での重要人物、いわゆるキーマンは現場のリーダーでも課長でも部長でもありません。
そう、一番重要視しなきゃいけないのは現場のおばちゃんです。
現場のおばちゃんは私みたいな設計、開発系のエンジニアとか現場リーダー、課長なんかよりはるかに製品の製造工程を熟知しています。
製造工程でわからないことがあったらとりあえず現場のおばちゃんに聞いとけば間違いない。
リーダーが黒といってもおばちゃんが白と言えば白になる。
そんな勢いです。
新製品の工程考えるときはおばちゃんの意見を取り入れとかないと現場から作りづらいとか、やりにくいとかクレームの元になってしまいます。
なので絶対に無視しちゃいけません。大けがしますので。
逆に仲良くしとけば仕事もスムーズに進みます。
工場は現場のおばちゃんなくして語ることはできません。
とにかくうまく立ち回るためにおばちゃんをVIPの如く接するようにしましょう。
職場で嫌なことがあったとき、癒しになるのも現場のおばちゃん
仕事ってのは嫌な出来事がつきもの。
それが自分のミスだったり、はたまた人間関係だったりと原因は色々ですが。
そんなときに現場のおばちゃんと話すってのは何とも癒しになるもんです。
私も前の会社では随分と現場のおばちゃんに助けられました。
今頃あのおばちゃんたちはどうしているんだろうか・・・。
その2:工場のにおいが服や持ち物に染み付く
私の前いた会社の工場は金属加工をバリバリにやってました。
金属加工で必要なのが、切削油とかクーラントっていう加工時の潤滑材みたいな液体。
これの臭いがまた特殊。良し悪しで語ると間違いなく臭い。
1日工場で作業してると、この臭いが作業服とか自分の財布とかスマホに移っちゃうんですよね(泣)
さらに持ち物から車の中に移り、車の中から自分の私服に移り、自分の私服から家に移り…。
まあ家に移るまでには臭いも大分少なくなってますが。
転職してからこの臭いに悩まされる事はなくなりましたが、この臭いを発する人とすれ違ったりすると、あ、この人工場勤務だってわかっちゃいますね。
今は逆にこの臭いが懐かしい
私は今は工場勤務じゃありませんが、現職の客先は工場のお客さんが多いんです。
お客さんの工場に訪問したときにやっぱりこの臭いがすることがあるんですが、昔はあんなに臭かったあのにおい、今じゃ何とも懐かしく感じます。
私もいつの間にやらモノづくりのエンジニアになってしまってたんだなぁと感慨深く思っちゃいますね。
その3:冷暖房の風が強すぎて書類が吹き飛ぶことがある
事務所が工場の一角にある場合、冷暖房は普通の部屋にあるエアコンじゃなくて、天井のごっついダクトを通ってくる強風です。
まあちゃんと冷暖房機能はあるから凉しんだり暖まったりすることはできる。
でも常に強風だから油断してると強風で書類が吹っ飛びます。
それが現場のきったない床に落ちるとえらいこっちゃ。
時々黒ずんだ書類を見かけるのは床に落ちてしまったからっていうのが原因の1つ。
その4:書類を飛ばないようにするための文鎮は製造時の不良品
その3の問題を解消する方法。それは風で書類を飛ばさないようにする。
当たり前っちゃ当たり前ですが。
そして書類の文鎮はだいたい製造行程で発生した不良品。
ものにもよりますけど、書類押さえるのに丁度いいんですよね。
私の前の会社なんか金属の歯車作ってましたから、文鎮の一番人気はそれでした。
今はもう製造していない部品の文鎮を見かけることもある(笑)
時たま今は製造していない部品の文鎮を見かけることもあります(笑)
それが当時を知る貴重な資料になったりすることも。
まぁ、大体さびさびなんですけどね(笑)
その5:見た目ヤンキー、性格穏やかな人がいる
次のあるある。
見た目はめっちゃヤンキーなのに性格は穏やかな人が結構いる。
確か配属前の現場実習の時だったかなとあるプラスチック成型工程の所で部品作るっていう実習があったんですね。
その時に対応してくれた人、第一印象が「こわっ!」な感じの見てくれヤンキーの兄ちゃんでした。
ちょっとビビりながら挨拶して、どんな言葉が降りかかってくるんだろうとちょっとびくびくしましたが、
じゃあ今日はコレコレやってもらいます・・・
っていうなんとも普通なしゃべり方にあれっ?と思いつつも一安心。
なんとも穏やかな人で、特になにか怒鳴られることもなくフツーな感じで対応してくれました。
こんなタイプの人、結構現場に多いんですよね。なぜか知らないけど。
まぁそんなブイブイ言わせるような輩は会社としてもごめんなさいでしょうが、見た目ヤンキー、正確ヤンキーな人も当然いるっちゃいる(笑)
そんな人とは関わりたくもないですが。
その6:工場以外でも指差し確認やっちゃう
会社によって義務な所とそうじゃない所があるんですが、敷地内道路の横断歩道とかは基本的に指差し確認で左右の安全をみてからわたる必要があります。
これ慣れてくるとうっかり敷地内以外でもやっちゃうことがあるんですよね(笑)
やっちゃってるとこ人に見られるとちょっと恥ずかしい。
もし見られた相手が同じ工場勤務の人だったら多分「あっ・・・」って思われてそう。
その7: ハンドリフトをキックボード化
現場で絶対にやっちゃいけないけど一回はやってしまうという大人の遊び。
工場内にハンドリフトって言って、重いものを運ぶことのできるアイテムがあるんですよね。
これキックボード化できるんです。(できるっていうと語弊がありますが)
工場のだだっ広い通路を移動するのにちょっとうれしい機能。
ただ上司や安全衛生の人に見つかったら確実に雷を落とされる、いろんな意味で危険な遊び。
やってみてはどう?とは絶対に言いません。
その8:帰りの車で自動搬送機のBGMを口ずさむ
工場内にある仕掛品とかを運ぶ自動搬送機。別名AGVなんて言ったりもします。
それが何とも可愛らしいBGMを発してます。
人にぶつからないようにするのが
目的なんですけどね。
ただそのBGM、工場内に1日こもりっきりだと
その音とずっと付き合わなきゃいけない。
そうするともう頭にしみついて離れません。
気分がいい日なんか帰りの車の中で思わず
そのBGMを口ずさみます。
まとめ
ということで8つほど挙げましたけどなんか共感はしてもらえる自信がある。
そして思い出しながら書いたけど、なんか昔の思い出がよみがえって懐かしくなりました。
なんか探せばほかにもある気がする。