「英語のディクテーション、良さそうだけど、何から手をつけていいのかわからない…」
そう思って、結局何も始められないまま時間だけが過ぎていく。そんな経験、ありませんか?
僕自身、外資系メーカーに転職して「現場で通用する英語」の必要性を痛感し、ディクテーションに手を出したものの、最初はもう挫折寸前でした。
ディクテーションって結局何?「聞くだけ」の勘違いから抜け出す

「英語が聞こえない」と絶望してた僕の過去
日系メーカーの開発職だった頃、英語の会議なんて年に数回あるかないか。
それが外資系に転職したら、日常が英語のシャワーになったんです。最初は本当に「英語が聞こえない」と絶望しましたね。
もちろん、リスニング教材をたくさん聞きました。でも、ただ聞いているだけだと、なんとなく分かった「つもり」になるだけで、決定的に足りないものがあったんです。
それが、まさにディクテーションで鍛えられる「正確に聞き取る力」でした。
ディクテーションが持つ「聞く力」以外の効果
ディクテーションと聞くと、「聞いた音を書き取る」という作業ばかりに目が行きがちですよね。
でも、本当にすごいのはそこだけじゃないんです。
僕は、ディクテーションを続けることで、こんなにもたくさんの効果を実感しました。
- 単語力・文法力の向上: 聞き取れなかった部分を調べると、自分の知らない単語や文法構造が浮き彫りになります。
- 発音の矯正: ネイティブの発音を正確に聞き取ることで、自分がいかに適当に発音していたかに気づかされます。
- 集中力アップ: 短い時間でも集中して音に耳を傾ける習慣がつきます。
- 文章構成力の理解: 英語の自然なフレーズや言い回しが身につき、話すときや書くときに役立ちます。
つまり、ディクテーションは単なるリスニング練習ではなく、英語力の土台を総合的に強化してくれる「万能薬」のような存在だったわけです。
ディクテーションが続かない本当の理由「完璧主義」との決別

僕が「挫折寸前」で気づいた落とし穴
僕がディクテーションを始めた頃、とにかく完璧を目指していました。
「一言一句間違えずに書き取らなきゃ!」そう意気込んで、たった数分の音声に何時間もかけていたんです。
結果は、もちろん大挫折。仕事も家庭もある中で、そんな完璧主義なやり方が続くはずがありませんでした。
「今日もできなかった…」「自分はなんてダメなんだ…」そんな自己嫌悪のループに陥って、一時はディクテーション自体をやめてしまおうかと思いましたね。
効果を出すなら「少し物足りないくらい」がちょうどいい
でも、そんな失敗から学んだことがあります。
それは、「効果を出すためには、まず『続ける』ことが最優先」だということ。
そして、続けるための秘訣は「少し物足りないくらい」で切り上げることでした。
- 完璧を目指さず、まずは7割の理解を目指す。
- 1回あたりの時間を5分〜10分に限定する。
- 「疲れたな」と感じる前にスパッとやめる勇気を持つ。
この「物足りないくらい」が、翌日またやりたくなるモチベーションを生んでくれるんです。
僕も庭の手入れをするとき、完璧にやりすぎると疲れて次の週末が億劫になることがあります。
それと同じで、英語学習も「もう少しやりたかったな」という気持ちを残すくらいが、実は一番効果的な継続のコツなんですよ。
たわマン流!「たった一つの工夫」でディクテーションを習慣化するコツ

まずは「短い動画」から試してみる(疲れない素材の選び方)
ディクテーションを始める上で、一番最初に迷うのが「どんな素材を使えばいいんだろう?」という点だと思います。
僕がおすすめするのは、ずばり「短い動画」です。
僕もYouTubeで海外のVLOGやビジネス系の短い解説動画をよく見ています。
ポイントは、興味があるジャンルで、かつ1分〜3分程度の短いものを選ぶこと。
最初は聞き取れなくても大丈夫。繰り返し聞くことで、少しずつ耳が慣れてくるはずです。
さらに、スクリプト(字幕)が提供されているものを選ぶと、答え合わせがスムーズにできますね。
「書く」だけにこだわらない!音声入力やタイピングで効率アップ
「ディクテーションは手書きで書き取るもの」というイメージがあるかもしれません。
でも、手書きだと時間がかかるし、途中で「もう嫌だ!」ってなっちゃう人もいるんじゃないでしょうか。
僕も最初は手書きで挫折しましたから、その気持ち、痛いほどわかります。
そこで僕が実践したのは、「書く」にこだわらないこと。
例えば、スマホの音声入力機能を使って、聞こえた英語をそのまま声に出して入力してみる。これも立派なディクテーションです。
あるいは、パソコンでタイピングするのもいいでしょう。手書きよりもずっと速く、ストレスなく進められます。
大切なのは、「いかに続けやすい形にするか」なんですよね。
僕の息子が学校の宿題で音読をするんですが、ただ読むだけじゃなく、自分で録音して聞き直すことがあるんです。
それを見て、「ああ、子供も工夫して楽しくやってるんだな」と、僕も肩の力が抜けました。
ディクテーションで「リスニング力」を現場で活かすまで

「英語が聞き取れる」だけじゃもったいない!
ディクテーションを通して「英語が聞き取れるようになった!」と感じる瞬間は、本当に嬉しいものです。
僕も外資系の会議で、これまで聞き流していたようなフレーズが耳に入ってくるようになった時、「これだ!」と思いました。
でも、そこで終わりにしてしまうのは、ちょっともったいない。
せっかく身につけた「聞き取る力」を、さらに深く自分のものにするためのステップがあるんです。
それは、聞き取った内容を自分なりに「要約」してみること。
たった数行でもいいので、書き取った文章の中から「結局、何が言いたかったのか?」を日本語でも英語でもいいのでまとめてみてください。
この一手間が、ただの「聞き取り」を「理解」へと昇華させ、実践的なリスニング力に繋がります。
僕が仕事で役立った「聞き取る力」のその先
外資系で働いていると、海外のメンバーとのやり取りは日常茶飯事です。
彼らが話す英語を正確に聞き取れるようになったことで、僕は会議での発言の機会が増えました。
聞き取った内容をきちんと理解し、自分の意見としてアウトプットできるようになったからです。
ディクテーションで鍛えた集中力は、長時間の英語での議論でも活きていますし、微妙なニュアンスの違いを聞き分けられるようになったことで、誤解が減り、コミュニケーションが格段にスムーズになりました。
単に英語を聞き取るだけでなく、その背景にある意図まで汲み取れるようになったのは、ディクテーションで地道に耳を鍛えた成果だと強く感じています。
ディクテーションは、あなたの「聞く世界」を広げる最初の扉

ディクテーションを始めることにためらいがあったり、続ける自信がなかったりしたかもしれませんね。
でも、大切なのは「完璧」を目指すことではなく、「少しずつでも続ける」こと。
僕も最初は挫折寸前でしたが、「たった一つの工夫」、つまり「頑張りすぎないこと」を意識したことで、今ではすっかり習慣になりました。
まずは今日、たった5分でいいので、興味のある短い英語の動画を一つ見つけて、聞こえる範囲で書き出す、あるいは声に出して入力してみてください。
その小さな一歩が、きっとあなたの英語学習、ひいてはあなたの「聞く世界」を大きく変えてくれるはずです。ディクテーションがもたらすリスニング力以外の効果についても、また改めてじっくり向き合いたいテーマですね。

