こんにちは、Tawaです。
サラリーマン人生、決して平坦ではありません。試練というものは往々にして襲ってくるわけです。
- 大きなプロジェクトを任された
- 上司とどうしてもそりが合わない
- 部下ができて管理が大変
- 難関資格を取らなきゃいけない
- etc
このほかにもあなたにしかわからない試練はあるのでしょう。
そんな試練を迎えたときに一つの助けになるのが書籍。
書籍には著者が長い時間実験や調査、経験や知識を積み上げてきた英知が詰まっています。
そんな英知に容易に触れることのできる読書は本当に価値のある行為です。
私も書籍には随分と助けられてきました。
この記事では、試練にぶちあたったときに助けになる書籍を紹介します。
今リアルタイムで試練にぶち当たっている人もまだ壁に遭遇した事のない人も読んでほしい書籍です。
道は開ける【デール・カーネギー著】
サラリーマンをやっているといろんなプレッシャーを感じる事があり、結果としてメンタルが不安定になるときもあります。
- 家に帰っても仕事のことが頭から離れない
- 将来のことが全然見えない
- なぜあの時あんな選択をしてしまったんだろう
こういうネガティブな考えが頭から離れないこともあるでしょう。
そんな時に悩みというものをどのように扱い、乗り越えていったらいいのか、そのような事が書かれています。
私が特に参考になったのは、書籍の前半に書かれている現在・過去・未来のとらえ方。
今も何か悩みがあるときにはそのページを見返して気持ちを落ち着けるようにしています。
嫌われる勇気【岸見一郎著】
アドラー心理学の入門書として有名ですね。
このアドラー心理学は上に挙げた「道は開ける」の著者、デール・カーネギーも影響を受けたらしく、なるほど確かに内容が似ている点があります。
そしてアドラー心理学の考えを完全に取り入れることができたなら、人生において悩みというものはなくなっていくのかもしれません。
ですがこの考えを完全に取り入れるのは中々どうして難しい。
というのも、我々が一般的に持っている物事のとらえ方とは全く異なるからです。
アドラー心理学の考えを取り入れようと思っても、今までの人生で培ってきた考え方に邪魔をされてしまう。
私はこの本の内容は「なるほどな」と思っているのですが、まだこの考えを完全に自分の中に落とし込めてはいません。
長い時間をかけて受け入れていかねばならない。
ですが、読めば人生について新しい考え方ができるようになるのではないかと。
そう思わせてくれる本です。
小さな習慣【スティーヴン・ガイズ著】
かわいい感じの表紙から、内容も薄いものかと思いきや、そんなことはありません。
なぜ我々が物事を継続できないのか、物事の継続を習慣に落とし込んで継続するにはどうすればよいか。
こういった内容の事が科学的な見地+著者の経験に基づいて解説されています。
物事を習慣に落とし込むには燃え上がるようなモチベーションが必要と思われがちですが、実はそうではない。
むしろモチベーションに頼って習慣作りをしてしまうと必ず失敗します。
私はこの本を読んで、モチベーションに頼って物事を継続することはやめました。
現在ブログの更新を習慣化していますが、おかげさまで本ブログも気づけば200記事を超えています。
モチベーションに頼っていたらここまで継続することはできなかったでしょう。
超習慣術【DaiGo著】
習慣を身に着けるための書籍としてはこちらもおススメ。
習慣を身に着けるという事だけでなく悪い習慣を断ち切ることについても書かれています。
こちらも「小さな習慣」と同じく科学的見地に基づいた内容になっているので信頼性も高いと思います。
「小さな習慣」には書かれていない情報もあるので、「小さな習慣」を読むと同時にこちらも読むと習慣に関してより深い理解が得られます。
スタンフォードの自分を変える教室【ケリー・マクゴニガル著】
この本を読むまで、意志力というものは根性でなんとかするものである、という考えしかありませんでした。
そして私はそんなに根性があるわけではないから意志の力も弱いのだろうと思い込んでいました。
この本はそんな意志力に対して脳科学、そして実験的な見地から切り込んでいます。
物事を進めていくためには確かに根性や気力のような精神論的な要素も必要なのでしょう。
ですがそういった精神論的なものだけに頼るのではなく、こうした科学的な視点から得られる要素も取り入れていくといいのではないか、と思います。
フォーカス・リーディング習得ハンドブック【寺田昌嗣著】
フォーカス・リーディングというのは端的に言ってしまえば速読の技法です。
ですが世間一般の速読のイメージである
- 一瞬で1冊を読んでその内容を事細かに記憶している
- 右脳で超高速処理云々~
というような怪しげな技法ではありません。
速読技法というよりも、読書技法といったほうがしっくりきますかね。
本を早く読む方法の習得はもちろんの事
- 読書とはそもそも何か?
- 記憶に残る読書の方法とは?
- 読書を人生の糧として応用していくには?
などなど、読書そのものに対しての知見が得られる本です。
私はフォーカス・リーディングを学んでから本の文字の追い方も変わりましたし、1回の読書で完璧に内容を吸収しようと思う事も止めました。
「現実的な」速読の習得はもちろんの事、読書のレベルを上げてくれることのできる本です。
上に掲載したのは過去に出版された中古本です。
リニューアル版が「ダイレクト出版」という所から出ているので下にリンクを掲載しておきます。
まとめ:読書で先人の叡智を拝借しよう
冒頭にも書きましたが、読書は先人の叡智を気軽に取り入れることのできる極めて意義のある行為です。
ですが
- 読んだ本の内容なんてすぐに忘れてしまうから意味がない
何て声もちらほら聞きます。
確かに忘れてしまうというのはその通り。
私だってここに紹介した本の内容を完璧に覚えているわけでもないし、実践できているわけでもありません。
それこそ本の内容をいきなりすべて実生活に応用しようとすると絶対に三日坊主で終わるというのは「小さな習慣」を読めばわかります。
本の中からあなたの人生に役立ちそうな事を1つでもいいから覚えておいて実生活に応用してみる。
それがあなたに染み付いたら同じ本の別の事を同じく応用してみる。
こうやって徐々にあなたの身にしていけば読書というものは意味のある行為になってきます。
今あなたが直面している試練を乗り越えたとしてもまた新たな試練はやってきます。
度々来る試練に備えて、先人の知恵を拝借してみませんか?